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2017/04/11

マイボーム腺炎

皆さんはどう呼びますか?
「めばちこ」「めいぼ」「ものもらい」…etc
地方により色々な呼び方がありますが、自分は「めばちこ」と言ってしまいます。

 

これ、実は正式名は『マイボーム腺炎』といいます。
私たちもなりますが、犬猫にもある病気なのです。

 

このマイボーム腺は何をしているトコなのかというと・・・
簡単に言うと、眼が乾燥しないように油分を分泌し涙の成分に油分を加え、油膜を作って涙の蒸発を防いでいます。

その穴が詰まり、デキモノのようなものが出来て瞼が腫れてきたりしはじめます。
そして涙や目脂が出て、病状が進むと痛みがでてきます。その時にもし動物の免疫力が低下していたりすると、黄色ブドウ球菌などの細菌が眼に入ってしまい炎症を起こします。
また動物たちは痛みが我慢出来ないので、足でこすったり眼を床にこすりつけてしまったりして、ひどい時には角膜を傷つけてさらに別の病気になってしまったりします。

 

治療としては、細菌感染が主な原因の病気なので、抗生物質の内服、抗生剤の点眼薬や眼軟膏での治療となります。
これは個人的な意見ですが、テトラサイクリン系の抗生物質であるビブラマイシンの脂肪融解の作用に期待して使用することが多いです。また眼を閉じてあげて、瞼の上から温タオルで暖めてあげたり、軽く瞼をマッサージするのも効果的だと思います。
(ただし腫れや炎症や異常があるときは絶対に自己判断はやめましょう、まずは獣医師に相談してください )
これらで治ればいいのですが、ひどい時は結膜を切開してマイボーム腺に詰まっているものを取り除くという手術をしなければならない可能性もあります。

 

人間の結膜炎は人から人へうつることがありますが、犬のこの病気はそれはありませんので安心して下さい。

 

何よりも飼い主さんが動物達と毎日10分でもじっくりふれあって身体を見て触ってあげて、異常を早期発見してあげることが大切です。

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